昔からチャレンジする気持ちが大切だと言われています。
「挑戦したく」とのフレーズを使う機会もあるかも知れません。
これは前向きかつ無謀な意味合いも込められたものですが、どんなふうに使っていくべきかは確かめておきたいところです。
「挑戦したく」とは?
これから困難な物事に戦いを挑んで行きたいとの意志について、人に伝えるために使われる表現です。
この場合の「したく」は、したいと思っていることなどを表しています。
「挑戦したく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
新規事業を開拓することや、成功が難しい仕事に向かっていくなど、挑戦する意志を表明しなければいけない場面があります。
スピーチや挨拶状の中で、相手にそれを伝えるために「挑戦したく」を使うのが適切です。
挑戦は成功と失敗が隣り合わせですが、挑戦する気持ちを人にアピールすることで、成長していく意志を持っていることが分かり相手から一目置かれる効果があります。
これを使う場合には「新たな仕事に」のように、一体何に挑戦するのかをはっきりさせる必要があるでしょう。
そして挑戦したくの後には「存じます」などの適当な言葉を合わせることになります。
ただ「挑戦したく」は敬語に使われるとは言え、したいと思うことを短くまとめた表現であり、別の形に言い換えたほうが良い場合もあるでしょう。
「挑戦したく」を使った例文
・『これから弊社では新しい分野へと挑戦したく考えております』
・『私としても挑戦したく存じますので、是非ともお力添えをお願いいたします』
「挑戦したく」の類語や言い替え
「挑戦させていただきたく」は、相手の許可を得たうえで好ましい影響を得るとの意味をもつ「させていただく』を用いたうやうやしい表現です。
「挑戦して参りたいと」は、行くの謙譲語となる「参る」を使った形となります。
これは「挑戦していきたい」とソフトな言い回しにすることもできるでしょう。
「挑んでいきたいと」の場合は、立ち向かっていく意味がある「挑む」を使って似た意味としています。
「立ち向かっていきたいと」としても同じ意味です。
まとめ
困難な状況に立ち向かっていく意志を伝える目的で、「挑戦したく」が使われるのでした。
これはスピーチにも使えますが、何に挑戦しどうしていくかを明確にしなければいけません。
言い換えでは「させていただく」を使ってみたり、前向きな表現を選んでみてください。