丁寧な敬語を知っておくと、キャリアアップに結びつきます。
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」の使い方を見ていきましょう。
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」とは?
この場合の「改めて」は、今ではないタイミングをいいます。
別の機会に、別日にというニュアンスを含んでいます。
「お知らせいただけるとうれしいです」は「新しい情報を知らせてくれると助かります」という訳があります。
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
色々な兼ね合いから、すぐに決定できないことがあります。
イベントのプロデュースであれば、会場や日程そしてゲストに誰を呼ぶのかなど、調整を付けなければいけない課題が複数出てきます。
それらの事柄に対して「決まったら教えてください」と言いたい時の表現がこちらの文です。
今日でなくていいので、進展があったら報告して欲しいというニュアンスを含んでいます。
一方で末尾にある「うれしいです」は学生めいて聞こえることも。
大切なクライアントの方と話をしている時は「幸いです」に置き替えて用いていきましょう。
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」を使った例文
・『改めてお知らせいただけると幸いです』
・『進展がありましたら、改めてお知らせください』
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」の類語や言い替え
似ている言い方に「決まり次第、ご連絡いたします」があります。
お知らせする側が用いる文で「進展があったら、すぐに連絡します」という意味が入っています。
このほか言い替えの表現に「進展がありましたら、改めてご連絡ください」や「決まりましたら、お知らせください」が挙げられます。
「ご連絡ください」や「お知らせください」だと物足りなく感じられる時は「ご連絡いただければと存じます」あるいは「お知らせいただければ幸いです」と直して、敬語のレベルを引き上げていきましょう。
まとめ
「改めてお知らせいただけるとうれしいです」の使い方を見てきました。
それぞれの言い回しを知って、敬語の力を引き上げていきましょう。