「断言できませんが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「断言できませんが」とは? ビジネス用語

この記事では「断言できませんが」について解説をします。

「断言できませんが」とは?意味

はっきりとは言えないけれど、という意味です。

「断言」には、硬く信じて疑わずにきっぱりと言い切ることという意味があります。

しっかりとした根拠や考えに基づいて、そうだとはっきり言うことです。

「ません」は丁寧な打消しの表現です。


「断言できませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、確信を持てないときに用います。

そうだとはっきり言うことはできず、おそらくそうだという事柄を伝えるときに用いるものです。

機械のトラブルのことで説明をします。

機械に不具合が生じて使えなくなったので見てもらいたいと依頼を受けました。

その機械を調べてみたのですが、何が原因なのかはっきりしません。

しかし、まったく原因がわからないわけではなく、おそらくそうだろうというものはあります。

その「おそらくそうだろう」という事柄を機械を見た人が伝えるときに、このような表現を使います。

はっきりしていない事柄を伝えるので、伝えた内容を相手は信じてくれない可能性があります。

疑わしく感じてしまうのです。

しかし、確信を持っている事柄ではないのに「そうだ」と言い切ってしまうと、後で問題が生じる恐れがあります。

そのため、はっきりしていないなら、断言は避けた方がよいでしょう。


「断言できませんが」を使った例文

・『断言できませんが小さな亀裂が原因だと思われます』

「断言できませんが」の返答や返信

この後に伝えられる事柄によって返答の内容が変わります。

「これが問題の原因ではないか」と伝えている場合は、原因だと思われる事柄について検討していくことになるでしょう。

問題が生じている場合は、それに対応をします。

「これをするとこういったことが生じる可能性がある」という場合は、そのリスクについて考えてみます。

それをすることによるメリットとデメリットを考えて、物事を行うのか判断していきましょう。

まとめ

この言葉は、はっきりと言い切れないときに用います。

確信がないのに言い切ってしまうと問題となる場合があるので、曖昧なときには断言は避けた方がよいでしょう。

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