ここでは「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」とは?
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」は、退職する相手に対して使う、はなむけになる表現です。
「新しい職場での」としていることから、転職先が決まっている相手に対して用いる表現で、そちらでも活躍できるように、と伝えています。
直接その相手に使う場合だけでなく、「○○さんが転職されると聞きました。
とてもいい人でしたので、新しい職場でのご活躍をお祈りしています」のような用い方をすることもでき、口語ではあまり使うことはなく、ほとんどの場合で文章で用いられます。
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」は、先のように、転職が決まっている相手に対して用います。
単に退職すると分かっている場合にも使うことがありますが、まだ転職先が決まっていなかったり、独立するといったケースも考えて、あまりそういった用い方はするべきではありません。
退職ではなく、社内で別の支店に異動になったといった時にも使えるものの、その時には「○○支店でのご活躍を〜」などとした方がよく、この場合にもそれほど適しているとは言えない表現です。
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」を使った例文
・『今月末で退職されるとお聞きしました。新しい職場でのご活躍をお祈りしています』
・『転職が決まったとのことですが、新しい職場でのご活躍をお祈りしています』
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」の類語や言い替え
・『新天地でのご活躍をお祈りしています』
この「新天地」としても、新しい職場のことを表す表現になります。
よって、そのまま言い替えになり、「新しい職場での〜」と同様に、既に転職先が決まっている相手に対して使われており、こちらの方が少し堅い表現になるという点だけの違いだと考えていいでしょう。
まとめ
「新しい職場でのご活躍をお祈りしています」は、転職が決まっている相手に対して用いる、新しい会社での活躍を祈っているというはなむけになります。
退職が決まっているだけの場合にはあまり使うべきではないので、そちらには注意してください。