組織の刷新に関わっている表現には、「新体制のもと」があります。
新しく生まれ変わって、前向きな気持を伝えられる表現です。
新体制のもとはどんな使い方をするのか、その注意点など確かめてみましょう。
「新体制のもと」とは?
従来から改革が成された状態や、まったく新しい組織の形によって、今後の運営などに取り組んで行くことを伝えるための表現です。
「新体制のもと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
企業では改革や不祥事対応に関し、全く新しく変えた体制で運営することを、取締役会などで決めて公表することがあります。
従来の体制を一掃し、改善した体制で運営に当たることを伝えたり、決意表明するにあたり、「新体制のもと」を使うことができるでしょう。
これは代表者や関係者による挨拶の言葉、挨拶状や告知メールなどに使われます。
またメディアなど第三者が、ある組織の新体制を伝える際にも使われる表現です。
用いる際には新体制のもとで「成長を目指していく」「再発防止策に取り組む」など、どんな行動を取って行くかを交えることが可能です。
これに合わせて関係者に対し、今後とも変わらぬ助力をお願いすることもできるでしょう。
ただしわずかな刷新に対して使うと大げさな表現になるので、それなりに大きな変化があったことに使うことが必要です。
「新体制のもと」を使った例文
・『弊社としては新体制のもとで、健全な発展に努力していく所存です』
・『会長は新体制を活かして、まずは諸問題の解決を優先したいと述べました』
「新体制のもと」の類語や言い替え
「新体制を機として」は、新たな組織になったことを機会にして行くことを伝える表現です。
「新体制によって」は、新しい組織の力を使ってという意味になります。
「新しい組織のもと」は、新たにつくられた目的達成の組織によってを言い表した表現です。
「改革された組織」は、制度などを改めて変えた、目的達成のための団体を表します。
まとめ
以前とは改革されたり新しくなった組織により運営することを伝えるにあたり、「新体制のもと」を使うことができるでしょう。
これに併せて決意表明をしたり、助力をお願いすることもできます。
組織に大きな変化があった時にこれを用い、必要な情報を伝えてみてください。