ここでは「早速内見の手配を致しますので」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「早速内見の手配を致しますので」とは?
「早速内見の手配を致しますので」は、該当の物件の下見ができるようにすぐに手配をしますという意味になる表現です。
不動産業界では、賃貸物件に入居を考えている人がその下見をすることをこの「内見」と呼んでおり、内部見学を略した言葉です。
それができるように手配をすると伝えているため、このように用いるのは不動産業者やそれに類似する業種ということになります。
対象は個人的に入居するアパートやマンションの場合だけでなく、事務所用の物件の下見になる時でも構わず、分譲マンションの場合にも用いることができます。
その手配とは、○月△日の×時といったように具体的にそれができる日時と、その際に案内をする人間や当日の注意点などを併せた内容になると考えていいでしょう。
「早速内見の手配を致しますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「早速内見の手配を致しますので」は、「内見」の部分を「内覧」として使われることもあります。
そちらでもほとんど同じ意味になりますが、この「内覧」は多少が一戸建ての場合に用いられることが多いという違いがあります。
よって、アパートやマンションの時にはあまり使われない言葉ですが、そちらを用いても間違いという訳ではありません。
この表現が対象になる物件を下見したいとその担当の不動産業者などに伝えた時に、「早速内見の手配を致しますので、日時が決まり次第ご連絡いたします」のように用いられることが多く、不動産業界以外では使われる側として覚えておけばいいでしょう。
「早速内見の手配を致しますので」を使った例文
・『では、早速内見の手配を致しますので、日時が決まりましたらメールでお知らせいたします』
・『早速内見の手配を致しますので、ご都合の悪い日がありましたら先にお伝えください』
「早速内見の手配を致しますので」の類語や言い替え
・『早速見学の手配を致しますので』
この「見学」とした表現は、実際の物件ではないモデルルームの時によく用いられます。
この時には「内覧」とすることもありますが、日時が決まっているそれを「見学会」という使うことも多く、対象がモデルルームの時にはこちらを使うのが一般的です。
まとめ
「早速内見の手配を致しますので」は、賃貸物件になる部屋の下見ができるようにすぐに手配をすると伝えるために用いられます。
よって、不動産業者などの側が使う表現で、分譲マンションの場合にも使うことができますが、一戸建てには向いておらず、その時には「内覧」とするのが通例となっています。
