ここでは「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」とは?
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」は、文字通り、前の晩にこのように用いる相手と会食があったことが前提になります。
そして、その相手が少なからず絡んでいる業務内容について、その進捗状況を説明するという流れになる使い方をする表現です。
よって、そのようなシチュエーション以外でないと用いることはないため、かなり限定された場面でしか使うことはなく、見掛けることもないと考えていいでしょう。
口語で用いるような表現ではないので、使う際には文章になり、この後はまず「昨晩はありがとうございました」のように会食のお礼から入り、続けて業務についての話を述べていきます。
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」とそのまま使う場面はそうはありませんが、後半の「業務進捗のご報告を申し上げます」の部分だけであれば、ビジネスシーンでよく使われている表現です。
その相手に該当の業務についての進捗の報告を文章でする際に前に添えて用いる形なので、特に難しい使い方をするものでもありません。
ですが、会食うんぬんと加わっていることで、まず昨晩にそれがないと用いることができない表現なのが「業務進捗のご報告を申し上げます」という表現なので、先のように、その前提があり、更に文章で何かの業務についての報告を一緒に伝えるといった時にのみ使われています。
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」を使った例文
・『昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます。昨晩はご馳走になってしまい、恐縮です。さて、○○の件ですが、現在のところ、予定通りに進んでおります』
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」の類語や言い替え
・『先日のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます』
このような形にすると、昨夜の会食といった限定されたシチュエーションではなく、最近その相手にお礼と言うべきことがあった時が対象になる表現になります。
よって、使える幅が少し広くなり、3日前にちょっとしたことで助けてもらったといったような場合にも用いることができます。
まとめ
「昨晩の会食のお礼と業務進捗のご報告を申し上げます」は、昨晩にその相手と会食があり、その上で何かの業務についての進捗を伝えるといったかなり限定された場面でのみ使われる表現ですが、後半の「業務進捗のご報告を申し上げます」の部分だけで使う場合、日々のビジネスシーンでよく用いられている形です。