丁寧な敬語を知っておくと、上品に伝達できます。
「時間の変更はございませんので」の使い方を見ていきましょう。
「時間の変更はございませんので」とは?
この場合の「時間」とは、すでにお伝えしていた約束の時間をいいます。
「変更はございません」とまとめているので「お伝えした日時で、そのままお願いします」というニュアンスを含んでいます。
約束した日程が変わらないことをお伝えする、安心路線のフレーズといえるでしょう。
「時間の変更はございませんので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
かなり前に約束したスケジュールを、間際になって再度お伝えしたい時があります。
イベントの1〜3日前に確認の意味を込めてお伝えできるのが「時間の変更はございませんので」という言い回しです。
「忘れていませんよね」と聞きたいところを、穏便に社会人らしい言葉でまとめていけます。
「何卒よろしくお願いいたします」など、丁寧に頭を下げる言い回しを後半に付け加えていきましょう。
「時間の変更はございませんので」を使った例文
・『時間の変更はございませんので、明日はよろしくお願いいたします』
・『お時間の変更はございませんので、ご協力の程よろしくお願いいたします』
「時間の変更はございませんので」の類語や言い替え
似ている表現に「〇〇のお約束が近付いてまいりました」があります。
かなり前に日程を組んだものの期間が空いてしまい、再度先方にひと声かけたい時に使います。
リマインドメールでよく用いられる表現なので、心得ておきましょう。
このほか言い替えのフレーズに「お時間の変更はございませんので」や「予定通り開催させていただきますので」や「以前お送りした予定で進めさせていただきますので」等があります。
「時間の変更」を「お時間の変更」とすると、さらに丁寧に聞こえるので心得ておきましょう。
まとめ
「時間の変更はございませんので」の使い方を学びました。
適切な表現を知っておき、ビジネス敬語の達人を目指しましょう。
