「時間厳守でお願いします」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「時間厳守でお願いします」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「時間厳守でお願いします」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。

「時間厳守でお願いします」とは?

「時間厳守でお願いします」における「時間厳守」の読みは「じかんげんしゅ」で、「決められた時間を厳しく守ること」を意味する言葉です。

また、次の「お願いします」「願い」に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられ、その後ろに「する」の丁寧語の「します」が付けられた表現です。

したがって、「時間厳守でお願いします」とは「決められた時間を厳しく守るよう願う」との意味の丁寧な表現となります。


「時間厳守でお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「時間厳守でお願いします」は、何らかの行為を行う際に、その締め切り時間や約束の時間を厳重に守ってほしいとお願いする際に使われるフレーズです。

時間を守ることに対しては、世界の国々でその感覚が異なります。

日本では時間を守ることに対しては厳しい国で、「時間厳守」は社会人の常識とされており、例えば取引先を訪問する際にも、受付に約束時間の5分前に訪れるのがマナーとされています。

時間厳守が出来ず、時間にルーズな人は社会人として失格だと、信用を失うことになってしまうのです。

そんな日本でも約束の日時を守らない人もいるため、重要な案件の場合や、約束を守ってもらえないとその後の作業に支障を来たすような場合に、念押しとして「時間厳守でお願いします」のフレーズが使われるのです。

この表現は、丁寧な表現ですが、目上の人に使う敬語表現とまでは言えません。

敬語表現としては、「時間厳守でお願いいたします」「時間厳守でお願い申し上げます」が一般的に使われます。


「時間厳守でお願いします」を使った例文

・『スタッフの皆さんは、開催30分前の現地集合を時間厳守でお願いします』
・『配布書類に必要事項を記入し、返送を時間厳守でお願いします』
・『会場への入場は、時間厳守でお願いします』

「時間厳守でお願いします」の類語や言い換え

「厳守」の類語としては、「順守」「遵守」が挙げられます。

したがって、「時間厳守でお願いします」「時間順守でお願いします」「時間遵守でお願いします」と言い換えることが出来ます。

また、「時間」よりも少し長い締切日等を指す場合には、「時間」「日程」「日時」に換えて、「日程厳守でお願いします」「日時厳守でお願いします」と言い換えることも可能です。

なお、敬語表現への言い換えは、先に記した通りです。

まとめ

「時間厳守でお願いします」とは「決められた時間を厳しく守るよう願う」との意味の丁寧な表現です。

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