この記事では「普段はお伺いできないような」について解説をします。
「普段はお伺いできないような」とは?意味
いつもは聞けないような、という意味があります。
「普段」は、日常のこと、いつもという意味です。
「お伺い」は「伺う」の連用形の「伺い」に「お」をつけています。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「する」「いたします」などを続けた形で、謙譲の意を表します。
「伺う」は、「聞く」「尋ねる」「問う」「訪問する」「訪れる」の謙譲語です。
この場合は「聞く」の意味で使用をしています。
「ような」の「よう」は、推量・想像の意を表します。
「普段はお伺いできないような」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、普段は聞くことのできないような話を聞いたときに用います。
たとえば、部下と上司が食事をしたとします。
この食事の場で、会社では普段聞くことのない話を部下は上司から聞きました。
上司が若いころは苦労をした、こんな出来事があったなど、いろいろな話を聞くことができました。
話してくれた内容はとても興味深いもので、いろいろ話をしてくれたことがうれしかったです。
食事が終わって別れた後、ごちそうしてくれたことへお礼メールを送ることにしました。
そのメールの中でこの言葉を使うことができます。
お礼の言葉を伝えるだけでなく、その物事への感想なども伝えると、心のこもった印象のメールになります。
「お伺い」は二重敬語です。
この場合は「伺えないような」とするとよいでしょう。
しかし、「お伺い」という表現が定着しつつあるので、このような言い方をすることもあります。
「普段はお伺いできないような」を使った例文
・『普段はお伺いできないようなお話を聞くことができ、大変うれしく感じました』
「普段はお伺いできないような」の返答や返信
お礼メールをもらったときは、返信をしなくてもよいです。
返信をしないと悪いだろうと思うならば、お礼をしてくれたことへお礼を伝えるとよいでしょう。
また、相手は喜んでくれているはずなので、「喜んでもらえてよかった」という自分の気持ちを伝えるのもよいです。
また話をする機会を作ることができるなら、「また話をする」と伝えておくとよいでしょう。
普段は聞けないような話をすれば、相手に喜んでもらえると期待できます。
その話が相手の参考になる場合もあります。
まとめ
この言葉は、いつもは聞けない話をしてくれたときに伝えるものです。
お礼メールの中で使われることがあります。
お礼メールの中では、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、物事への感想なども自分の言葉を使って伝えてみてください。