この記事では「最後までよろしくお願いします」について解説をします。
「最後までよろしくお願いします」とは?
最後まで付き合ってもらえるように頼む言葉です。
「まで」は、物事が及ぶ時間的・距離的な範囲・限度・到達点を表します。
「よろしく」は頼み事をする際に用いる言葉です。
「お願いします」は、敬意を込めた表現になっています。
「お」のついた動詞の連用形の後に「する」を続けると、謙譲の意になり、その事柄が及ぶ相手を敬います。
「最後までよろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が何かの物事をするときに、最後まで付き合ってもらいたいときに用います。
たとえば、自分が大勢を前にある事柄の説明をすることになったとします。
説明を聞く側は、つまらないと思うかもしれません。
それでも、この説明を最後まで聞いてもらいたいです。
その気持ちをこのような言葉で表現します。
講演会などの場合は、つまらなくても退場する人はいないでしょうが、こういった言葉を伝えることがあります。
他にも、長文を読んでもらいたいとき、催し物を行うときなど、何か時間がかかるような物事を行う際に使われます。
短時間で終わるような事柄をするときには、こういった表現は使いません。
「最後までよろしくお願いします」を使った例文
・『少し長くなりますが、最後までよろしくお願いします』
「最後までよろしくお願いします」の返答や返信
「こちらこそ、よろしくお願いします」の意を伝えるとよいでしょう。
大勢に向かって伝えていることもあり、その場合は返答はしなくても構いません。
そして、その物事に最後まで付き合います。
たとえば、ある事柄の説明をしている文章を読まなければならないとします。
その文章の最初の方にこの言葉が書いてあります。
その場合は、長くて読むのが大変でも最後まで読みましょう。
読んだ後には、「読みました」ということを伝える場合と、そうでない場合があります。
どうするかは、その内容によって異なります。
まとめ
この言葉は、物事が終わるまで付き合ってもらいたいときに用いるものです。
話をするときや文章を読んでもらいたいときなど、それをするために時間がかかるときに、こういった言葉を伝えます。