あることの準備が進まないような時には、「未整備」という言葉が使われます。
建設や道具のお手入れにも関係する未整備ですが、ビジネスではどのように使って行くべきかなどについて確かめてみましょう。
「未整備」とは?
まだ準備が整っていないような状況や、整備が進められていないことについて表す言葉です。
「未整備」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
世の中では道路や公園の建設が構想・計画の段階で、実現していないケースが多々あります。
また自転車や家電製品などの物が、ちゃんとメンテナンスされていなかったりもするでしょう。
そのような整備が進められていないものについて、「未整備」が使えます。
これを用いる場合は一体何が整備されていないのかについて、前後の文脈に酔って具体的に示してあげることが必要です。
また未整備であるから、今後どうするかについてなども述べることになります。
これは敬語の中で使っても支障がない言葉ですが、丁寧な表現ではないので別の形に言い換える必要はあるかも知れません。
「未整備」を使った例文
・『今年中に未整備となっている歩道の工事が始められると伺っています』
・『パソコンが数年間も未整備になっているので、整備をお願いして宜しいでしょうか』
「未整備」の類語や言い替え
「未だ整備していない」は、まだ実現していないことを表す「未だ」と、やっていないことを表す「していない」を併せた言い方です。
「未だ整備がなされていない」とすれば丁寧な形となるでしょう。
「未整備状態」は、物事のありさまを表す「状態」を組み合わせた表現となります。
「整備が行き届いていない」は、隅々まで気が配られている意味の「行き届く」を否定形として似た意味になる言い方です。
「メンテナンスされていない」は、保守や維持や管理の意味があるカタカナ語「メンテナンス」を使ったカジュアルな言い方となります。
また「施工されていない」の場合は、工事を実施することを表す「施工」を用いているので、工事に関する会話には適切です。
まとめ
まだ準備が整わず、進まないような状況のことを「未整備」というのでした。
これは建設工事や機械の整備などには使われがちです。
言い換える場合には「未だ整備していない」など、相応しい表現を選んでみてください。