確認メールを送りたい時は、慎重に言葉を選んでおきたいもの。
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」を見ていきましょう。
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」とは?
この場合の「本メール」はたった今、送信しているメールをあらわします。
「行き違い」は上下のエスカレーターですれ違うように、タイミングが微妙にずれることを指しています。
「すでに作業が完了していたら、こちらの確認ミスですので、許してください」このような訳が込められています。
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
催促の案内をする時は、できるだけ相手を傷つけない言い方を選んでおきたいものです。
通常は運悪く自分のメールと相手のメールがすれ違ってしまったことを想定して、ガードの表現を挟んでおきます。
例えば「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」はサッカーに例えるなら、ディフェンスにあたる表現です。
攻めの文言ばかり入れていると、相手が気を悪くしてしまいそうな時に、こうした守りの文言を入れるようにしましょう。
気遣いのひと言を入れておくと、こちらも相手も気持ちよく仕事に取り掛かれます。
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」を使った例文
・『本メールと行き違いでしたら、誠に申し訳ございません』
・『万が一本メールと行き違いがありましたら、ご容赦ください』
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」の類語や言い替え
似ている表現に「本メールと行き違いでしたら、ご容赦ください」があります。
末尾にある「ご容赦ください」はこちらに落ち度があった時に素直に認めて、謝罪する言い方です。
「本メールと行き違いでしたら、ご容赦いただけますと幸いです」と応用できます。
また言い替えの表現に「既にご対応いただいている場合は、何卒ご容赦ください」が挙げられます。
「既にご対応」と用いているので、相手を思いやる言い方になっています。
まとめ
「本メールと行き違いでしたら申し訳ございません」を見てきました。
督促メールをお送りする際の、ひと言として活用していきましょう。