「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」とは? ビジネス用語

「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」の敬語とは?

言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」とは?

何らかの支払いの催促状、支払い書、振込用紙等を送る際、二重に届いてしまう可能性があります。

その際の為の謝罪文に用います。


「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点

メールや郵送文書で使いことが多いフレーズです。

会話で用いても、問題はありません。

使われ方は、先に記載した通り、何らかの支払いの催促状、支払い書、振込用紙等を送る際に、二重送付になった場合の謝罪文であり、文末に使うケースが多いです。

二重送付になった場合の謝罪文であることから、明らかにこちら側に非があることになります。

その為、「ご容赦ください」が一番妥当な言い方です。

注意するべきは、謝罪の意味を含まない言葉、即ち、「ご了承ください」「ご理解ください」の様な言葉は避けましょう。

書面自体は通達、通知の意味合いであっても、「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」の箇所は謝罪の意味合いを持たせる必要があるからです。

業者からの支払い通知のメールでは、最後の一文にこの文章をよく見かけることがあると思います。

宛先の多いメールなので、自動設定を行なう為に、メールが二重に届いてしまうケースはよくあることです。

会社対会社の仕事で、ミスをおかして、謝罪は本来あってはいけない事なので、必要以上に多用しない様に努めましょう。


「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」の正しい文章表現

必要事項を記載した上で、最後に改行して、「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」を一文追加するのが正しいやり方です。

「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」を使った例文

・『本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください』
・『本状と行き違いで支払い済みの場合は失礼の段お許しください』
・『本状と行き違いで支払い済みの場合はなにとぞ失礼の段お許しください』
例文では謝罪にあたる部分を言い換えて、挙げました。

「失礼の段」は上司や社外の方に対してもビジネスでは使う言葉です。

更に良くするならば、「失礼の段、ご容赦下さい」という事が出来ます。

「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」の類語や言い替え

言い換えは既に3の例文に記載しています。

丁寧な順に並べると、「失礼の段、ご容赦下さい」>「なにとぞ失礼の段お許しください」>「失礼の段お許しください」>「何卒ご容赦ください」と言う感じでしょう。

まとめ

今回、支払通知書でありながら、最後に一文加える「本状と行き違いで支払い済みの場合は何卒ご容赦ください」について、注意点を含め、使用例をきさいしました。

業者からの支払いメールでは、このフレーズを付けて置くことは良い事かも知れませんが、会社対会社間でのビジネスにおいて、当方のミスや不備で社外に謝罪をする行為は本来あってはいけない事です。

しかし、100%ミスのない理想的な仕事は当然、無理な事です。

くどい様ですが、多用はしない事、使用する場合は注意する事を十分、気を付けて活用して下さい。

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