正しい使い方なのか、周りの人に質問したくなる日本語もあるものです。
「来年におかれましても」の適切な使い方と使用例、似ている表現を調べていきましょう。
「来年におかれましても」とは?
この場合の「来年」とは、来たる年をあらわしています。
今年の次の年をいいます。
また「おかれましても」は「於かれましても」と示していて、相手に関する事柄を述べる時に使われています。
そのため「来年におかれましても」で「来年になっても」という、翌年度をあらわす言い方になっています。
「来年におかれましても」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、少し早めに来年の業務継続をお願いしたいこともあるものです。
「来年におかれましても」は今年と同じように、来年も相手と良好な関係でいたい時につかう言い方になります。
一方で「来年におかれましても」は少々注意をしておきたい日本語です。
通常「おかれましても」は前方に人物を入れて用いていきます。
「皆様におかれましても」のように用いるのが自然なので、その他のフレーズも学んでおくと安心です。
伝わる敬語を心得て、明るい日々を送っていきましょう。
「来年におかれましても」を使った例文
・『来年におかれましても、よろしくお願い申し上げます』
・『来年におかれましても、ご支援賜りますようお願いいたします』
「来年におかれましても」の類語や言い替え
似ている言い方に「来年度も」があります。
「来年度もどうぞ、よろしくお願いいたします」と用いていきます。
言い替えに「本年もありがとうございました。
来たる年も何卒よろしくお願いいたします」が挙げられます。
仕事納め、あるいは本年のお礼を早めに述べたい時に取り入れていきましょう。
まとめ
「来年におかれましても」を解説しました。
色々なビジネス敬語を学んでいると、落ちついて日々の業務に取り掛かれます。
爽やかなフレーズを勉強して、仕事力の向上に繋げていきましょう。
