この記事では「格段に」について解説をします。
「格段に」とは?
物事の程度がはなはだしいことを表す言葉です。
他との違いが大きいという意味合いがあります。
「格」はきわめる、いたる、がちっとはめ込まれた一定の枠などの意味を持つ漢字で、「段」は物事の区切り、区切られた等級などの意味を持つ漢字です。
「格段に」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他とは違うさまを伝えたいときに用います。
ある商品のことで説明をします。
ある商品の改良をしているところです。
これまでも悪くはなかったのですが、まだまだよくできるところがあります。
今の状態で満足をするのではなく、さらによいものを目指せば、お客さまに喜んでもらえることでしょう。
そこで、改良をすることになったのです。
いろいろなことをした結果、以前のものに比べて遥かによいものが出来上がりました。
以前のものと新しくできたものとの間に、程度のはなはだしいほどの違いがあるのです。
そのさまを「〜によくなりました」といったように表現します。
程度のはなはだしいさまを表す言葉なので、他との違いが小さい場合にこういった表現をすると違和感があります。
たとえば、おいしさの程度を10段階で評価したとき、あるものは5、別のあるものは6だとします。
これはおいしさの程度が1しか違わないので、他との違いが大きいとはいえません。
「格段に」を使った例文
・『格段に増えています』
「格段に」の返答や返信
何を話題にしているかによって返答の内容が変わります。
商品を自分が改良をして、それがよくなっていると褒めてもらったときは、うれしく思うのではないでしょうか。
その気持ちを伝えてみてください。
どういった点が他とは違うのか説明をしてくれることもあります。
その場合は話を聞いて、何がどう違うのかを十分に把握して、それに対しての自分の考えを述べます。
違いがよくわからないなら、質問をするとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、他とは程度がはなはだしいほどに違うことを表すために用いるものです。
他とは違って優れている、前のものよりもよくなっているなど、大きく違うときに使われます。