「案の定」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「案の定」とは? ビジネス用語

何かの物事が予想通りに動いた時には、「案の定」と言うことがあります。

しかし案の定の本来の意味は、あまり知られていないかも知れません。

案の定はどんな意味があり、どう使うのかなどをご紹介します。

「案の定」とは?

事前に予想した通りの、結果に至ったことを表す言葉です。

「案」とは考えや予想のことであり、「定」は必ずそうなる、確かなどの意味があります。


「案の定」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ある事柄についての予想を立てたら、その通りの結果に至るようなことがあります。

それについて「案の定」で表現することが可能です。

これは「予想通りでした」と言うよりも古風な印象を持つので、言葉を工夫したい場合にも良いでしょう。

話し言葉やメールで使う場合には、「案の定」でいったん区切って言う使い方があります。

その後に「懸念していた状況が起こった」など、以前から予想していた事柄についての説明や、感想を述べるのが良いです。

またこのひとことだけを使う場合は、何を予想していたかが伝わらないことに気を付けてください。


「案の定」を使った例文

・『案の定、例の商品の売れ行きはあまり芳しくないようでした』
・『案の定、新入社員は指定の場所が分からなくて、戸惑っていました』

「案の定」の類語や言い替え

「予想した通り」は、事前に考えていた状態に至ったことを表しています。

「思った通り」は、考えていた状況になったことを伝える表現です。

「期待した通り」は、将来に何かが実現すると、待ち望んだ通りになったことを表しています。

「結局のところ」は、最終的に落ち着くところの意味の表現です。

「果たして」は、結局のところの意味があり、文語的で古風な表現となります。

「果たせるかな」とする場合も果たしてと同じ意味になりますが、より古風な印象でありあまり使われないでしょう。

「やはり」の場合は、予想した通りの意味を持っている言葉です。

まとめ

予想した通りになる状況について、「案の定」と言い表すことができるのでした。

なかなか古風な印象がある表現ですが、予想した事柄を併せて述べることが重要です。

この表現によって、自分の予想が当たった状況についてを上手に言い表してみてください。

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