ここでは「検討させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「検討させていただきます」とは?
「検討させていただきます」は、何かについてよく考えさせて欲しいと伝えるための表現になります。
丁寧に用いているため、ビジネスシーンでの他社や目上の人を相手に使われており、「それについては検討させていただきます」などという用い方になります。
「この場では決められませんので、持ち帰って検討させていただきます」とした時には、今すぐそれを決めることはできないため、一度持ち帰ってよく考えたいと言っており、「○日までお時間をいただけますか。
その間に検討させていただきます」のように、いつまでに考えるという使い方もできる表現です。
「検討させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「検討させていただきます」は、それについてはよく考えたいといったニュアンスで用いられます。
そのため、このように使われた側はその結果を待つことになりますが、前述のようないつまでそうしたいという使い方では無かった場合、その回答をもらえるのはいつになるのかと聞き返しても構いません。
また、「一応検討させていただきますが、あまりいいお返事はできないかも知れません」などと、考えてはみるものの、と用いることもあり、口語、文章のどちらでも使える表現ながら、その丁寧さから文章で用いられることが多いです。
「検討させていただきます」を使った例文
・『その件はいただきました資料を元に検討させていただきます』
・『今月は難しいので、来月で構わないようでしたら検討させていただきます』
「検討させていただきます」の類語や言い替え
・『熟思させていただきます』
こちらは学術的なことに対して使われる表現で、「その論文への評論については、これから熟思させていただきます」のような用い方になります。
意味としては同様によく考えさせて欲しいと言っていますが、使える対象がこのように異なる同士です。
まとめ
「検討させていただきます」は、それについてよく考えたいと伝えるために使われています。
丁寧にそうしたいと用いていますが、この後に「が」と続けて、そうはするものの、と使うこともでき、ビジネスシーンやそれ以外でもよく考える必要がある場合に用いられます。