「まだ残っておりますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「まだ残っておりますが」とは? ビジネス用語

ここでは「まだ残っておりますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「まだ残っておりますが」とは?

「まだ残っておりますが」は、時間的なこと、何かの個数や量、または行うことなどに残りがあるという使い方になる表現です。

例えば、「時間はまだ残っておりますが、回答がお済みであれば退室していただいて構いません」のように用いたり、「在庫はまだ残っておりますが、残り僅かですのでご注文はお早めにお願いいたします」のように使われます。

まだその残りがあるものの、という意味で用いるため、「ご注文は〜」の例のような使われ方になることが多く、口語、文章は問わず使われています。


「まだ残っておりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「まだ残っておりますが」は、先のようにそうではあるが、と使う表現になるので、必然的にそろそろ無くなりそうだ、そうならないとうに今のうちにといったような用い方をよくされています。

そして、それはこのように使った時点でのことなので、メールで何かの在庫を訊ねた回答として、「在庫は幾分まだ残っておりますが〜」などという返答をもらったからと言って、その後に注文をすれば必ずそれがあるとも限りません。

特にこのメールのようなリアルタイム性のないやりとりにおいては、それに注意をした方がいいことがあるので注意してください。


「まだ残っておりますが」を使った例文

・『商品はまだ残っておりますが、その残りは次回の販売時に回すとのことです』
・『行程はまだ残っておりますが、ここで一旦ストップするようにと言われました』

「まだ残っておりますが」の類語や言い替え

・『まだありますが』
「まだ残っておりますが」を崩した表現で、このように用いても意味は一緒です。

カジュアルな使い方になるため、ビジネスシーン向けではありませんが、社内であれば無理に丁寧にせずにこのように用いることも多く、相手が他社など対外的な使い方になる時にはこれを丁寧にした「〜おりますが」の方に言い替えるといいでしょう。

まとめ

「まだ残っておりますが」は、何かの時間や量、個数などがまだ残っているという意味になります。

語尾が「が」なので、そうではあるが、と続ける使い方になり、丁寧にそういう状況だと伝えるために用いられます。

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