この記事では「業務効率の改善などにも取り組んで参ります」について解説をします。
「業務効率の改善などにも取り組んで参ります」とは?意味
業務をもっと効率的にできるようにするために努力をする、という意味です。
「改善」は悪いところをよくすることをいいます。
「など」は他にも同じようなものがあることを表す言葉です。
「取り組ん」は「取り組む」のことで、力を尽くして物事にあたるという意味があります。
「参り」は「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「ます」は敬意を表します。
「業務効率の改善などにも取り組んで参ります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、業務効率をよくする努力をするという話し手側の気持ちを伝える際に用います。
「などにも」という表現をしているので、改善することは業務効率だけではありません。
改善するものが業務効率だけであれば、「改善に取り組んで〜」という表現をします。
他に改善すべきことがないのに「などにも」という表現を使うと、「他に改善すべきことがあるのかな」と聞き手に疑問を持たせてしまう可能性があります。
「参ります」は敬意を示す表現なので失礼にはなりません。
これを「参りたいと思います」とすると強い意志を感じられなくなってしまいます。
やる気を伝えるのであれば、「思います」という表現は使わず、「参ります」とはっきりと述べるようにしましょう。
業務を効率的にするためには、何が問題で、どうすればよいのかを具体的に考える必要があります。
これまでの業務のやり方を見直し、改善方法を具体的に考えていきましょう。
「業務効率の改善などにも取り組んで参ります」を使った例文
・『○○の業務効率の改善などにも取り組んで参ります』
「業務効率の改善などにも取り組んで参ります」の返答や返信
自分が上の立場ならば、励んでくださいの意を返すとよいでしょう。
励ます言葉をかけることで、頑張ろうという気持ちが高まることが期待できます。
業務の効率化をすることは悪いことではないはずなので、否定的な言葉はかけません。
業務効率の改善のために自分も力を貸す場合であれば、具体的にどうすればよいのかなどを一緒に考えていきます。
まとめ
この言葉は、業務の効率をよくするために努力をする話し手の気持ちを表すものです。
意志を示したならば、それを達成できるように努力をしましょう。
