この記事では、「楽しかったです」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「楽しかったです」とは?
「楽しかったです」は、心地よく明るい気分で過ごせたことを伝える丁寧な表現です。
「楽しかった+です」で成り立っている語で、「楽しかった」は形容詞「楽しい」の連用形「楽しかっ」+過去の助動詞「た」で「満ち足りていて愉快な気持ちだ」、「です」は丁寧語、全体で「満ち足りていて愉快な気持ちだった」の敬語表現になります。
「楽しかったです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「楽しかったです」は、相手と一緒にイベントを楽しんだ時、相手と話して盛り上がった時、相手から集まりやイベントに誘われた時などに使われます。
「楽しい」は個人的な感情を表す言葉で、仕事にかかわることに使うと不真面目な印象を与えるので、使わない様にしましょう。
丁寧語がつかわれていますが、口語的ですので、目上の人や社外の人に対しては言い換える必要があります。
「楽しかったです」の正しい文章表現
「楽しかったです」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『とても楽しいひと時でございました』
「とても」は「度合がはなはだしい様子」、「ひと時」は「一時的な短い時間」、「ございました」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」び過去形「ました」が付いた「ござりました」の音変化、全体で「一時的にとても満ち足りていて愉快な時間であった」の敬語表現になります。
「楽しかったです」を使った例文
「楽しかったです」を使った例文は以下の通りです。
・『お食事会にお招きいただきありがとうございました・とても楽しかったです』
・『〇〇様と趣味の話ができましたこと、とても楽しかったです』
・『ゴルフにお誘いいただきありがとうございました、とても楽しかったです』
「楽しかったです」の類語や言い替え
「楽しかったです」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『とても楽しい時間を過ごせました』
・『とても充実したひと時でした』
・『とても満ち足りたひと時を過ごせました』
まとめ
今回は「楽しかったです」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。