「気負わずに」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「気負わずに」とは? ビジネス用語

「気負わずに」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「気負わずに」とは?

このフレーズの元になった動詞の「気負う」(名詞は「気負い」)は本来、「張り切る」「意気込む」という意味合いです。

漢字の「負ける」という字が使われていますが、「勝ち負け」の意味合いはなく、むしろ勝ちたいという競争心が表面に出た前のめりな気持ちを「気負い」と表現しているのです。

ちなみに「負う」「背負う」という意だそうです。

この意味合いが転じて、「張り切りすぎる」「力を入れ過ぎる」というようなマイナスのイメージで使われることが多くなりました。

このマイナスのイメージを打ち消しの助動詞「ず」+助詞の「に」がついて、「気楽に」「軽い気持ちで」と言った意味合いで用いられています。


「気負わずに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

このフレーズは、気合いが入りすぎてしまう時に、「今度こそは」「自分だけは」などと意気込みすぎるシーンで主に使われます。

例えば、新しい役職に昇格した時とか、このプレゼンテーションの良し悪しで商談が決まるという時、大勢の観客の中でイベントの司会を行う時など、必要以上に緊張したり、プレッシャーを感じたりしている際に自然体でいるように声かけするフレーズとして使われます。


「気負わずに」を使った例文

・『今回のプロジェクトは確実に成功させるために、気負わずに進めていきましょう』
・『新任の課長職になったとはいえ、気負わずに普段通りにしてください』
・『会議では気負わずに自然体で自分の意見を言ってください』

「気負わずに」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『気楽に』
・『落ち着いて』
・『無理をせず』
・『気負い過ぎずに』
・『力を抜いて』
・『肩ひじ張らずに』
・『リラックスして』

まとめ

普段通りの自然体であれば、十分実力を発揮できる力量があるにもかかわらず、気負って張り切りすぎたが故に、力を出し切れないことは往々にしてあります。

本人も分かっていながら自らではどうしようもないときに周りからこのフレーズを使って声かけなどすると自然体に戻り、気負わなくなる可能性があります。

こんな場面に遭遇した時は一度使ってみるとよいでしょう。

好結果につながることがあるかもしれません。

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