志をあらわす、丁寧な日本語を見つけたいことがあります。
「活かしたいと思い」の正しい使い方を見ていきましょう。
「活かしたいと思い」とは?
「活かしたい」とは、独自の個性や強みを光らせていくことを指します。
「と思い」は熱意を示しているので、埋もれている宝物を掘り起こして、太陽のあたる所に持っていく明るい作業をあらわしています。
「活かしたいと思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
研修会で得た知識、これまでの経験を、役立てていきたいと伝える時に用います。
例えばリクルート活動をしていて「学生時代の経験を、御社の仕事に役立てたい」と思っている時に使います。
このほか研修やセミナーを受講して「今日学んだことを、明日からの業務に役立てたい」と考えている時にも活用できます。
経験や知識はそれを持っている人が「活かしたい」と思わない限り、宝の持ち腐れになってしまいます。
そうならないように、心のスイッチを押してくれる言葉が「活かしたいと思い」です。
どんな学びを得られて、その学びがどう現場に役立っていくのか、実体験を積みながら自分の目で確かめていきましょう。
「活かしたいと思い」を使った例文
・『接客のアルバイトで得た経験を活かしたいと思い、御社の採用面接を受けました』
・『学生時代の起業経験を活かしたいと思い、貴社を志望しました』
「活かしたいと思い」の類語や言い替え
同じような言い方に「経験を活かして」が挙げられます。
「学生時代にロボットコンテストで優勝した経験を活かして、御社の開発部門を志願しました」と用います。
このほか言い替えの表現に「知見を活かして」も挙げられます。
知見とは実体験を積んで得た、宝物をいいます。
机の上の机上の空論だけでなく、自分の足で得た知識も含まれるので、幅の豊かな表現に聞こえます。
「汗水たらして得た知見を活かして」など、アレンジを加えて文を作っていきましょう。
まとめ
「活かしたいと思い」を解説しました。
ふさわしい言い方を学んで、情熱的なリクルート活動をおこなっていきましょう。