上手い言葉を探そうと思うほど、袋小路に入ってしまう時があります。
「活かすことができるのではないかと思っております」の使い方を見ていきましょう。
「活かすことができるのではないかと思っております」とは?
この場合の「活かす」は、過去の経験を役立てることをいいます。
「できるのではないかと思っております」は「恐らくそう思うこと」を伝えています。
昔の経験を活かしたい、このような前向きな気持ちを表現しています。
「活かすことができるのではないかと思っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの文言は面接など、採用活動で用いるフレーズです。
就活なら学生時代のゼミの研究、アルバイトの経験、留学体験のエピソードを述べて、それらの経験が応募先の業務に役立つことを述べていきます。
また中途採用であれば、過去の職歴を挙げて「〇〇のスキルが有るので、御社の即戦力になれます」というアプローチ法を取っていきます。
ただこうした表現も、自己分析をおこなっておかないと咄嗟に出てこないものです。
事前に想定される質問を考えておき、その会社の事業内容を研究した上で、言葉を用意しておくようにしましょう。
もちろん創作したものほど不自然となり、その空気が伝わってしまいます。
熱意と誠実さを見せるために、自分の言葉で語れるようレッスンしておきましょう。
「活かすことができるのではないかと思っております」を使った例文
・『アメリカ留学で培った語学力を、活かすことができるのではないかと思っております』
・『着物店のアルバイト経験を、活かすことができるのではないかと思っております』
「活かすことができるのではないかと思っております」の類語や言い替え
同じような言い方に「活かすことができればと思っております」が挙げられます。
「できるのではないか」を「できればと」に変えているので、柔らかい文体になっています。
「私としては、こう思っています」と優しく主張する言い方なので覚えておきましょう。
このほか言い替えの表現に「貢献できるのではないかと思っております」が挙げられます。
まとめ
「活かすことができるのではないかと思っております」をお伝えしました。
聞きやすい表現を知って、納得のいくリクルート活動をしてみてください。