「海には土用波が立ち始め」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「海には土用波が立ち始め」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「海には土用波が立ち始め」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「海には土用波が立ち始め」とは?

「海には土用波が立ち始め」のフレーズにおける「土用波」の読みは「どようなみ」で、「立秋の前18日間の夏の土用の頃に起きる高波のこと」を意味する言葉です。

ちなみに、この土用波は遠くに発生している台風の影響で、土用波は台風シーズンの始まりとも言えます。

したがって、このフレーズは「立秋も近づき、海では遠くの台風の影響による高波が発生し」といった意味になります。


「海には土用波が立ち始め」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「土用波」で使われている「土用」は、暦の季節の変わり目を指す言葉で1年に4回あり、夏の「土用の入り」は7月19日頃です。

また、立秋は二十四節気の一つで8月7日頃です。

また、次の二十四節気までの期間で言えば、8月7日頃〜8月22日頃にあたります。

実際の「土用波」は8月に入ってから発生するため、7月19日〜8月6日までの土用の期間ではなく、立秋以降に発生すると言えます。

したがって、このフレーズも、実際には8月7日頃から8月中旬の時候表現として使われています。

手紙や久しぶりの相手に出されるメールの冒頭で、この時候表現に続けて、相手を気遣う言葉を添えて「海には土用波が立ち始める頃となりましたが、お元気にお過ごしでしょうか」等の時候の挨拶として使われます。


「海には土用波が立ち始め」を使った例文

・『海には土用波が立ち始める頃となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか』
・『海には土用波が立ち始める時候となりましたが、変わらずご活躍のことと存じます』

「海には土用波が立ち始め」の類語や言い換え

「海には土用波が立ち始め」のフレーズと同様に、夏の終わりを告げる「土用波」を使った時候表現としては、「夏の終わりを告げる土用波が立ち始め」等が挙げられます。

まとめ

「海には土用波が立ち始め」のフレーズは、「立秋も近づき、海では遠くの台風の影響による高波が発生し」といった意味です。

8月の初めから中旬にかけての時候を表現するフレーズです。

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