「温風至の折柄」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「温風至の折柄」とは? ビジネス用語

季節の挨拶フレーズは、ビジネスシーンではそれなりに使われるものの、その中でもほとんど使われないようなフレーズも存在しています。

「温風至の折柄」もその1つと言え、これより詳しく解説いたします。

「温風至の折柄」とは?

「温風至」「あつかぜいたる」と読むことが多いものの、「おんぷういたる」と読まれることもあるようです。

意味としては「温風」「南風」(一般的な「みなみかぜ」の他、「はえ」と読むこともあります)を意味し、梅雨が明けて気温と湿度の高い南風が吹いてくる頃を「温風至」と呼びます。

一方「折柄」「おりがら」と読み、「丁度その頃」という意味になります。

「温風至」の該当期間を1年を24に分けた二十四節気で言うと、「小暑」「しょうしょ」の時季であると共に、二十四節気を更に各節気ごと3つに分けた七十二候で考えると、小暑の初候(言い替えれば小暑の最初の時季)に該当する時季です。

具体的には、7月7日前後から11日前後と、5日程度のかなり短い期間に当たります。


「温風至の折柄」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

基本的に、ビジネスメールや暑中見舞いの中の季節の挨拶として用いられます。

概ね冒頭の挨拶のフレーズとして使用されるものと考えられますが、結びとしても十分使用可能です。

具体的な使用例としては、「温風至の折柄、皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます」のように用います。

かなりかしこまったフレーズですので、文章は全体的にかしこまった形にする必要があります。


「温風至の折柄」を使った例文

それでは、他に考えられる使用例を挙げてみましょう。

・『温風至の折柄、お身体にはくれぐれもお気を付けくださるようお願い申し上げます』
・『温風至の折柄、ご自愛いただきたく存じます』

「温風至の折柄」の言い替え

かなり短い期間に該当する季節の挨拶ですので、直接的に言い替える表現はなく、この時季も含んだ季節の挨拶で言い替えましょう。

・『暑中お見舞申し上げます』
小暑の時季から該当する「暑中」「しょちゅう」を用いた、一般的な季節の挨拶です。

・『小暑の候』
「候」「こう」「時季」を意味しますので、「小暑の時季」という意味での言い替えになります。

まとめ

「温風至の折柄」とは、梅雨明けの「小暑」と呼ばれる時季の中の、最初の5日前後の期間に使われる季節の挨拶です。

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