ここでは「湧き上がるばかりです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「湧き上がるばかりです」とは?
「湧き上がるばかりです」は、何かの感情が高まっているという使い方になります。
「怒りが湧き上がるばかりです」とすると、怒りの感情が高まっていると言っており、そうなるべきことがあったためにそうなっていると用いられます。
よって、先の場合には「ルールを守らない人がこれだけ多いと〜」などと使われると考えてよく、口語、文章は問わず用いられています。
形を少し変えて「湧き上がっています」としても意味自体は変わりませんが、そちらより程度が強い表現になっています。
「湧き上がるばかりです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「湧き上がるばかりです」は、前述の例のような悪い意味になる使い方だけでなく、いい意味で用いることもできます。
その場合には、「とてもいい映画を観た直後なので、感動が湧き上がるばかりです」のような使い方になり、その映画の余韻から、感動の感情が高まっていると言っていると用いています。
また、「早く試してみたい気持ちが湧き上がるばかりです」といったように、何かをしたいとうずうずしている様子を表す場合にも向いており、文章で使う時には「沸き上がる」としても間違いではありませんが、「涌き上がる」とする方が一般的です。
「湧き上がるばかりです」を使った例文
・『この失敗については、残念な思いが湧き上がるばかりです』
・『好きだった作品の続編なので、今から興味が湧き上がるばかりです』
「湧き上がるばかりです」の類語や言い替え
・『込み上げるばかりです』
よく似た意味になり、何かの感情、気持ちがあふれ出る様子の表現として使われています。
「湧き上がる」はその感情がどんどん大きくなっているという意味になるのに対し、こちらは抑えていたそれがあふれ出ているといった解釈になるので、言い替えに使えることも多いですが、そのような違いがある2つの表現です。
まとめ
「湧き上がるばかりです」は、そのような感情が高まっているという意味になる表現です。
いい意味、悪い意味のどちらでも用いることができ、何かに興味が高まっているといった使い方をすることもあります。
