「満場一致で」とは?仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「満場一致で」とは?
このフレーズは、その場にいる人全員の意見が一致することを言います。
ある意見や判断について、その場の全員の結論が同じとなり、誰一人異議がないことを示した場合に成立します。
全員の意見が一致することは極めて珍しいことですが、重要な会議や法案の可決、審査など意見や判断が一致することが強調・評価される場面ではよく用いられます。
「満場一致で」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点
このフレーズは、上述した通り、会議や審議の場面や法案の可決、審査の評価などがあります。
ただし、このフレーズを使う際の注意点ですが、一人でも意見の違う人がいた場合は満場一致とは言いません。
「満場一致」の反対語としては異なる意見が交錯する意の「甲論乙駁」や賛成と反対の意見が共に存在する意の「賛否両論」などがあります。
「満場一致で」を使った例文
・『その案は満場一致で合意に至った』
・『満場一致でというわけにはいきませんが、あなたの提案は採択されました』
・『新しい競技場建設の件は満場一致で可決された』
「満場一致で」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
例として、「全員一致で」「満票で」「全会一致で」「一致団結して」などがあります。
さらに「完全な合意」「異議や反対がない」「一人残らず同じ意見」など、いずれも参加者全員が同じ考え・意見に達したことを示しています。
他にも関連語として「異口同音」「衆議一決」などがあります。
まとめ
人は皆それぞれ色んな考えや意見を持った生き物なので、それなりの数が居る場において、全員の意見が一致することは極めて珍しいことです。
それゆえ話し合いをすることが必要であり、違う意見を聞くことによって、現状の自分の考えに変化や進化が見られるかもしれません。
