ここでは「無理なご相談についても」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「無理なご相談についても」とは?
「無理なご相談についても」は、このように使う相手側が無理だと考えている内容でも、という意味になります。
それをとりあえす相談してみてくださいという使い方をすることが多い表現で、例えば、新築住宅の購入を考えている人が、このような部屋にしたいといった希望があるとします。
ですが、ちょっと実現は難しそうだと考えているので、そのように軽く伝えたところ、「そのような無理なご相談についてもお応えできるかも知れませんので、詳しくお話しいただけますか」と用いるといった具合です。
つまり、無理だろうとそちら側で決めつけることなく、一度それを話して欲しいと伝えるための表現になり、それが実現できるかどうかは別として、まずは相談してくださいという先のような使い方が多く見られます。
「無理なご相談についても」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「無理なご相談についても」は、前述のような使い方の他に、「無理なご相談についても快く聞いてもらうことができました」といったように、その相談をしたところ、希望や要望を叶えてくれたと用いることもできます。
口語、文章を問わずに使われており、誰かに対して「無理なご相談についても、一度してみてはどうでしょう」とアドバイスになるような使い方をしても構いません。
要は、その内容が無理かどうか自分で判断することをせずに、それを是非聞かせて欲しい、または相談してみては、と使うことが多く、時にそれを聞いてもらえたとも用いられると覚えておけばいいでしょう。
それ以外の難しい使い方は特にない表現なので、該当するシチュエーションでうまく用いてください。
「無理なご相談についても」を使った例文
・『無理なご相談についても是非我々にお聞かせください』
・『あの会社なら、無理なご相談についても聞いてもらえるかも知れないので、一度お話しされてみるといいかも知れません』
「無理なご相談についても」の類語や言い替え
・『無理を承知でご相談しますが』
この表現は、その内容を無理なものだと考えているものの、それを分かった上で、という意味になります。
この後には該当の内容を続けて、それを聞いてもらえるかとその相手に相談するために使う表現です。
まとめ
「無理なご相談についても」は、無理だろうと考えている内容でも、という意味で用いられます。
そういったものでも聞かせて欲しい、もしくは誰かにそうしてみてはどうかと勧める使い方が多く、自分ではそう思っていたそういう内容を聞いてもらえたと用いることもできます。