折り返しの返信が届かなくて、困ることがあります。
「現在のところまだ確認できておりません」を見ていきましょう。
「現在のところまだ確認できておりません」とは?
この場合の「現在のところ」は電話やメールを送る、今の時刻をあらわします。
この場合は「確認できておりません」と続いているので、お願いしていたことが叶っていない状況をいいます。
「残念ながら、まだ確認できていません。
早くしてもらえないでしょうか」こうした思いが含まれています。
「現在のところまだ確認できておりません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事で使うはずの資料が届いていない、招待状の返信がきていない、ルーズな人が仕事相手だと、思うように集計や作業ができず困るものです。
「忘れていませんか」と相手に催促するリマインドメールは、仕事をしている方なら誰でも1度は作ったことのある内容です。
「現在のところまだ確認できておりません」は届いていないことを伝える、適格な言い方です。
一方で行き違いで書類が届いていた場合に、気まずい雰囲気になってしまう少々リスキーな表現。
これからの関係性を考えて、どう転んでもプラスに見える文に仕上げていきましょう。
「以前お願いしていた〇〇のご進捗はいかがでしょうか」という言い方にすると、目上の方を適切に導ける、明るいリマインドメールになるでしょう。
「現在のところまだ確認できておりません」を使った例文
・『現在のところまだ、ご提出が確認できておりません』
・『恐れ入ります。〇〇のご進捗はいかがでしょうか』
「現在のところまだ確認できておりません」の類語や言い替え
似ている言い方に「現在のところ確認できておりません」が挙げられます。
「まだ」は入れる必要のない表現なので、思いきって省くと嫌味のない文になります。
「今のところ確認できておりません」という言い方もできます。
このほか言い替えの表現に「ご進捗はいかがでしょうか」や「〇月〇日にご依頼したお仕事は、その後いかがでしょうか」が挙げられます。
まとめ
「現在のところまだ確認できておりません」を見てきました。
正しい表現を知って、ビジネス敬語の達人を目指してください。