「甚大な被害を受けたとのこと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「甚大な被害を受けたとのこと」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「甚大な被害を受けたとのこと」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。

「甚大な被害を受けたとのこと」とは?

「甚大な被害を受けたとのこと」のフレーズにおける「甚大」の読みは「じんだい」で、「甚だしく大きいこと、非常に大きいこと」を意味する言葉です。

「被害」「被った損害や危害のこと」を意味する言葉です。

そして、最後の「とのこと」は、前に述べたことが伝え聞いたことを表す表現です。

したがって「甚大な被害を受けたとのこと」「甚だしく大きい損害を受けたと聞いた」といった意味のフレーズとなります。


「甚大な被害を受けたとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「甚大な被害を受けたとのこと」とのフレーズは、相手の方が「被害を受けた」と伝え聞いたことを意味して使われる表現です。

例えば、「Aさんが被害を受けた」と伝え聞いたと第3者であるBさんに話す場合は、この表現で何の問題もありません。

しかし、「被害を受けた」本人に向かって使う場合には、この表現は間違いとまでは言い切れませんが、「甚大な被害を受けられたとのこと」と受身形の「られる」の過去形の「られた」を使った方がベターだと言えます。

また「被害を受けた」本人にこのフレーズを使う場合は、この後には一般的には「心よりお見舞いを申し上げます」等の見舞いの言葉が続けられます。


「甚大な被害を受けたとのこと」を使った例文

・『先日の台風で甚大な被害を受けたとのこと、心よりお見舞い申し上げます』
・『水害で甚大な被害を受けたとのこと、お見舞い申し上げます』

「甚大な被害を受けたとのこと」の類語や言い換え

「甚大な」の類語としては「甚だ大きい」「非常に大きい」「大変な」等が挙げられ、また「受けた」の類語としては「被った」「遭った」等が挙げられます。

したがって、「甚大な被害を受けたとのこと」のフレーズは、「甚だ大きい被害を受けたとのこと」「非常に大きい被害を被ったとのこと」「大変な被害に遭ったとのこと」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「甚大な被害を受けたとのこと」「甚だしく大きい損害を受けたと聞いた」といった意味のフレーズです。

このフレーズを被害を受けた本人に向けて使う場合は、「甚大な被害を受けられたとのこと」と受身形を使った表現にした方がベターと言えます。

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