「申しそびれておりました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「申しそびれておりました」とは? ビジネス用語

この記事では、「申しそびれておりました」について詳しく紹介します。

「申しそびれておりました」とは?

言おうと思いながら言いそびれてしまったことを丁寧に伝えるフレーズです。

「そびれる」は目的としていた行動をしそこなうことやその機会を失うことをいいます。

「申す」「言う」の謙譲語で、へりくだって表現しています。


「申しそびれておりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「申しそびれておりました」は、言うべきことを伝えていなかった場合に用いられるフレーズです。

重要なことを伝え忘れてしまった場合にも用いられますし、それ程重要ではないためあえて伝えていなかったといった場合にも用いられます。

重要なことを伝えていなかった場合には、謝罪のフレーズと一緒に用いられるのが一般的です。

それからプライベートで結婚して名字が変わった場合などに、「申しそびれておりましたが」といって結婚したことを伝えることもあります。

わざわざ結婚報告をする程の間柄ではないものの、名字が変わったことを説明する必要があるからです。


「申しそびれておりました」を使った例文

・『打ち合わせの日時が変更になったことを申しそびれておりました。大変申し訳ございません』
・『申しそびれておりましたが、私先月からこちらに出向しております』

「申しそびれておりました」の類語や言い替え

「申しそびれておりました」には、「言いそびれていました」「お伝えし忘れておりました」などの言い替え語があります。

「言いそびれていました」を丁寧に表現したフレーズが「申しそびれておりました」になります。

そのため意味に違いはありません。

取引先や客など目上の人に対しては、「申しそびれておりました」という方が適しています。

また、「お伝えし忘れておりました」は、相手に伝えることを忘れていたという意味になります。

「申しそびれておりました」と意味はほとんど同じです。

まとめ

「申しそびれておりました」は、言おうと思いながら言いそびれてしまったことを丁寧に伝えるフレーズです。

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