「白黒がはっきりしていない」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「白黒がはっきりしていない」とは? ビジネス用語

「白黒がはっきりしていない」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「白黒がはっきりしていない」とは?

「白黒がはっきりしていない」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「良いか悪いか確かではない」あるいは「正否については明らかになっていない」などという意味合いで使われている言い回しです。

「是か非」ないし「無罪か有罪」などを示す「白黒」という語は、「白」「正解」「黒」「不正解」などというニュアンスで用いられており、上記のフレーズは対照的な二つの色を並べることで、その時点における状況や状態などがどちらか分からない、などという意味合いで使用されています。


「白黒がはっきりしていない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「白黒がはっきりしていない」とは、「大丈夫であるか否か不確実な状態である」さまや「状況が完全に不透明である」様子などを表す文言として用いられています。

数多くの関係者や協力者などと共に長きにわたって取引や商売などを進めていく上で、その先の様子や事情などが明白ではなかったり、このまま進めていいのか良くないのかなどについて判断に困っている場合などに用いられている言い回しです。


「白黒がはっきりしていない」を使った例文

・『次回開催予定の打ち合わせですが、早急に開催するかしばらくマーケットの動向を見てみるか、今のところ白黒がはっきりしていない状況でございます』
・『現況におきましては白黒がはっきりしていないですが、いずれにしましてもすぐに対応を開始することができるように準備は進めております』

「白黒がはっきりしていない」の類語や言い替え

・『正しいか否か疑わしいと存じます』
・『どちらに転ぶか分からない不明瞭な状況でございます』
・『勝敗や優劣などについては決めかねております』

まとめ

「白黒がはっきりしていない」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「どちらについても決定力が欠けている次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。

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