この記事では「留意してまいります」について解説をします。
「留意してまいります」とは?意味
気をつけていきます、という意味です。
「留意」には、あることを心に留めて気をつけることという意味があります。
ただ気をつけるというのではなく、「心に留める」という意味も含まれています。
「まいり」は「行く」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「留意してまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側で何かに注意をしなければならないときに用います。
普段からある事柄に留意をしていれば、わざわざこのような言葉を伝える必要はないでしょう。
十分に気をつけていなかったため問題が起こったので、このような言葉を伝えています。
問題が起こってしまったならば、今後同じことのないように気をつけなければなりません。
「気をつけよう」と思っているだけでは不十分で、具体的にどのような行動をするかを考えることが、同じことを起こさないために大切なことです。
この言葉を伝えるだけでなく、具体的な行動も伝えると、「本当に気をつけていくのだ」ということが聞き手に伝わります。
そして、実際に行動をします。
行動が伴わないと不都合な事態がまた生じてしまい、信用にかかわります。
ある事柄を心に留めて気をつけて、同じ問題を起こさないようにしていきましょう。
「留意してまいります」を使った例文
・『このようなことがないように留意してまいります』
「留意してまいります」の返答や返信
何かを気をつけるようなので、「気をつけてください」の意を伝えるとよいでしょう。
しかし、「気をつけるように」とだけいっても、何をどう気をつければよいのかわかりません。
何をどうすればよいのかわからないと、具体的な行動をとることができません。
そのため、相手の方で具体的な行動を述べていないならば、「こうするとよい」と示すとよいでしょう。
具体的な行動がわかれば、問題の発生を防げる可能性が高くなると期待できます。
まとめ
この言葉は、話し手の方で何かに気をつけるときに用います。
注意が十分でなかったために問題が起こってしまったときに使われることのある言葉です。
言葉で示すだけでなく、これからは気をつけるようにして行動でも示しましょう。
