「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」とは?
「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」とは、相手の健康を喜ぶ挨拶文として使用される文章語です。
「ご健勝」とは「健康で元気である様子」や「健やかで丈夫な様子」を表す意味の言葉で、相手の健康を寿ぐ挨拶言葉となります。
丁寧な表現ですので自分より目上の方や敬意を払うべき相手に対して使用することができます。
「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが得意先へ新製品発表会の案内状を出すとします。
その際、手紙の冒頭に「皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます」と置いてから本題に入ると丁寧な印象になります。
ただし、「ご健勝」は個人に対して使う言葉なので、企業や組織相手に使用する場合は「ご清栄」「ご清祥」などを使用するようにしましょう。
「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」を使った例文
・『拝啓 同好会の皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます』
・『盛夏の候、皆さまにおかれましてはご健勝のことと存じます。その後お変わりありませんでしょうか』
「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」の類語や敬語での言いかえ
「皆様におかれましてはご盛栄のことと存じます」や「ご壮健のことと存じます」「ご活躍のことと存じます」などに言いかえできます。
また「存じます」の部分を「お喜び申し上げます」「拝察いたします」などに言い換えることもできますので、相手との関係により使い分けましょう。
まとめ
このように「皆様におかれましてはご健勝のことと存じます」は、相手の健康を喜ぶ挨拶文として使用される言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
