色々なビジネス敬語を知っていると、落ちついて対応できます。
「皆様のお越しをお待ちしております」の正しい使い方と例文を見ていきましょう。
「皆様のお越しをお待ちしております」とは?
この場合の「皆様の」は、多くのお客様をあらわします。
「お越しをお待ちしております」の「お越し」は「来る」の尊敬語にあたります。
そのため「皆様のお越しをお待ちしております」で「多くのお客様が、いらっしゃることを楽しみに待っています」という言い方に。
来場を待ちわびる、明るい言い方になっています。
「皆様のお越しをお待ちしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
展示会やイベントのチラシを作る時に、取り入れることができるのが「皆様のお越しをお待ちしております」という前向きな表現です。
新しいレストランやイベント施設がオープンするので、多くの人に遊びに来て欲しい時に使うことができます。
一方でこちらの表現は、個人宛てにはふさわしくない言い方です。
ビジネスメールで個人の担当者の方に送る時は「皆様」の部分を「〇〇様」と個人名にかえて用いていきましょう。
また「皆様のお越しをお待ちしております」は基本的に予約の必要のない、大型のイベント時につかえます。
個別の予約が必要なセミナー等がある場合は、その旨を注意書きで記しておくといいでしょう。
「皆様のお越しをお待ちしております」を使った例文
・『皆様のお越しを、心よりお待ちしております』
・『スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております』
「皆様のお越しをお待ちしております」の類語や言い替え
似ている言葉に「皆様のご来店を心より、お待ちしております」があります。
フレンチレストランや飲食店のDMをつくる時に取り入れてみましょう。
言い替えに「皆様のご来場を心よりお待ちしております」があります。
まとめ
「皆様のお越しをお待ちしております」を解説しました。
色々なビジネス敬語を知っていると、落ちついて日常の業務に取り掛かれます。
明るい気持ちで前進していきましょう。