「相変わらず」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「相変わらず」とは? ビジネス用語

ここでは「相変わらず」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「相変わらず」とは?

「相変わらず」は、いつも変わらずという意味になる表現です。

例えば、梅雨の時期に「相変わらず雨がちな毎日です」と使うと、その時期ではいつもの通りのことで、毎日が雨だと言っています。

また、「相変わらず彼は時間にルーズだ」などと用いることもでき、いつもと同じだという意味になれば、様々な対象をそうだと表すために使える表現となっています。

このいつも通りといった意味は、使い方によってよくも悪くも解釈することができますが、この表現を用いた時も同じで、先の彼は〜といった使い方ではそれが悪い方だとすぐに分かります。

梅雨の例の方も、一般的に考えると毎日雨だというは悪い方だと捉えることができますが、それをよく思っている人が居ない訳でもないため、このような人によって解釈が異なるような用い方もできるという例になります。


「相変わらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「相変わらず」は、使い方によってそれがよくも悪くもなる表現だと書きましたが、単に「相変わらずのようです」のように用いた場合、大抵の場合はいい意味ではありません。

例として、何かのシステムの調子はどうだと聞かれた時に「相変わらすです」と返したような場合がそれになり、いつも通りにあまりよくないといったように解釈されます。

いい意味で使う時には「システムは相変わらず調子がいい」のようにすぐにそれと分かる用い方をするもので、時にはそうと見せかけて、実は皮肉になっているという場合もあります。

その例としては、「彼は相変わらず元気だ」のような使い方がそれで、その元気だと言っていることが実はいい意味ではないという具合です。


「相変わらず」を使った例文

・『相変わらず今日もお客さんがあまり来てくれない』
・『相変わらず暑い毎日が続いていますが、お元気ですか』

「相変わらず」の類語や言い替え

・『平素通り』
この「平素」は普段と同じ、普段からという意味になる言葉で、「平素通りの営業となっています」とした時には、いつもと同じ営業時間だと言っていると解釈することができます。

このような時間についてや、何かの状態に対してそれがいつも通りだと使うのに向いています。

まとめ

「相変わらず」は、いつもと同じだという意味になります。

使い方によってそれがいいのか悪いのかが変わるため、色々な対象をそうだと表すために使われています。

そして、一見ではいい方のように見えて、実はそうだではなく、皮肉だといった少し変わった用い方もできる表現です。

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