企業などでは年間に何度も、教育などを目的に研修を行うことがあります。
その時に「研修会を行っております」と人に言う機会があるでしょう。
これはどんな場面でどのように使っていくべきか、言い換えには何があるかを確かめてみましょう。
「研修会を行っております」とは?
会社などの組織が、研修の会合を開いている状況について、来客などにお知らせするための表現です。
「研修会を行っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
研修会は従業員が知識や技能を習得したり、安全や仕事に対する意識などを高める目的で開催されるものです。
それが開かれている状況について、外部の人に伝えるにあたって、「研修会を行っております」が用いられます。
受付や電話で相手にこれを伝えることもあるし、紙に書いて表示することで周知する場合もあるでしょう。
何についての研修会をしているかについては、伝えることが必要な場合があるかも知れません。
いつ、何処でといった情報までも含まれることがあります。
ただ企業の研修会の場合、必ずしも外部の者に詳細を知らせる義務はありません。
そして研修会を行っているために「現在◯◯はご対応できません」など、必要な言葉を続けていくことが必要です。
「研修会を行っております」を使った例文
・『現在研修会を行っておりますので、担当の◯◯はご対応することができません』
・『本日は会議室の方で研修会を行っておりますので、明日以降に改めてご対応いたします』
「研修会を行っております」の類語や言い替え
「研修会を行っている状況でございます」は、現在の様子を表している「状況」と、あるの丁寧語「ございます」を用いて一層礼儀正しく伝える表現です。
「研修会を開催しております」は、会や催しを行うことを表す「開催」を使って同じ意味になる言い方です。
「研修会のほうに出払っております」の場合は、研修会を行っていることによって、職場に人がいない状況を伝えています。
また研修会については「セミナー」「講演会」「講習会」などを使うことも可能です。
まとめ
職場などで研修をしていることを人に伝える場合に、「研修会を行っております」を用いることができます。
そのため現在は対応できないなど、適切な言葉を合わせて言う必要があるでしょう。
より丁寧な言い方に変えてみたり、出払っている状況を伝えてみるのも良いかも知れません。