この記事では「確認できませんでしたので」について解説をします。
「確認できませんでしたので」とは?
ある事柄をはっきりさせられなかったから、という意味です。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
「でし」は「です」のことで、「だ」「である」の丁寧な表現になります。
「た」はある事柄が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表します。
「ので」は、この後に述べる事柄の原因・理由・根拠などが、前に述べた事柄である意を表します。
「雨が降っているので傘をさす」のような使い方をするものです。
「確認できませんでしたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の方で何かをはっきりさせられなかったので、相手に何かをしてもらいたいときや、話し手の方で何かをするときに用います。
この後には、こうしてくださいという意味の言葉や、こうしますという意味の言葉が続きます。
たとえば、メールに写真を添付して送りますと伝えられたとします。
その写真のファイルを開こうとしたのですが、どうしてもうまくいきません。
その写真を見ないといけないので、これでは困ります。
そこで、ファイルを開けないので他の方法で送ってもらえないか頼んでみることにしました。
そのときに、なぜそうして欲しいのか理由を伝えるようにします。
この場合はファイルが開けなくて確認できないということが理由です。
それをこのような言葉を使って伝えます。
この例の場合は、別の方法で送ってくださいという意味の言葉が後に続きます。
「確認できませんでしたので」を使った例文
・『確認できませんでしたので、もう一度写真を送っていただけますか』
「確認できませんでしたので」の返答や返信
ある事柄をはっきりさせられなかったので、ある事柄をして欲しいと頼まれたとします。
そのときは、頼まれている事柄ができるなら行ってください。
できないときは、相手の気持ちに配慮をしながら断ります。
「申し訳ない」という意を示すと角が立ちにくいです。
まとめ
この言葉は、何かを確かめられなかったので、相手に何かをしてもらいたいときや、話し手の方で何かをするときに用いるものです。
確認作業はしばしばあると思います。
そのときに物事をはっきりさせられなかったなら、そのことを相手側に知らせるようにしましょう。