この記事では「確認不足で失礼いたしました」について解説をします。
「確認不足で失礼いたしました」とは?意味
十分に確かめていなかったことへの謝罪の言葉です。
「確認」は、曖昧なものをはっきりとさせて、そうであると認めることをいいます。
「不足」は足りないことです。
少しはあるのだけれど、十分なほどには達していないことをいいます。
「失礼」は軽く謝るとき、依頼をするとき、その場を立ち去るときなどに伝える言葉です。
「いたし」は「する」の謙譲語になります。
「まし」は敬意を表す語、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表す語です。
「確認不足で失礼いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の方で確認が十分にできていなかったため、謝るときに用います。
自分側に問題があった場合は、すぐにでも謝罪をすることが望ましいです。
謝罪がないようでは、相手の気持ちはおさまらないでしょう。
不都合を与えているかもしれないので、そのことに対しても謝罪をすることが大切です。
謝罪をするときには言葉遣いに気をつけましょう。
言葉遣いによっては、かえって怒らせてしまいます。
この言葉の場合は丁寧な表現をしているので問題ありません。
たとえば、次のような場面で用います。
話し手の方から他社にあるものを数十個送りました。
個数を指定されていたので、いくつか数えて送ったつもりです。
しかし、他社から「数が足りません」と連絡がありました。
どうやら、梱包をした人が確認を怠ったようです。
このときに数を間違えた側がこのような言葉を伝えます。
「確認不足で失礼いたしました」を使った例文
・『確認不足で失礼いたしました。足りない分をお送りいたします』
「確認不足で失礼いたしました」の返答や返信
許せるようならば許しの言葉を伝えましょう。
何も伝えずにいると、許していないと思われてしまいます。
大きな支障が出ている場合は、簡単には許せないかもしれません。
もしも支障が出たならば、対応を求めるとよいでしょう。
どういったことをして欲しいのか具体的に伝えてください。
まとめ
この言葉は、話し手の方で十分に確かめていなかったときに伝えるものです。
謝罪をすることは大切ですが、今後同じことがないように確認をしっかりとしましょう。