正しい敬語なのか、確かめたくなるフレーズもあるものです。
「私ごとですが」の適切な使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
「私ごとですが」とは?
この場合の「私ごと」とは「私事」のことを指しています。
オフィシャルな場を離れた、私的なことを示しています。
公のことではないこと、完全にプライベートな内容をいいます。
また「ですが」は断りをあらわします。
そのため「私ごとですが」で「個人的なお話になりますが」という解釈ができます。
業務に直接関係のない、個人の予定を伝える意味があります。
「私ごとですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
周りの職員の方に、プライベートな予定を明かさなくてはいけないことがあります。
例えば子供が生まれるため産休や育休にはいる、あるいは結婚のため遠隔地から会社に通う、ライフスタイルが変わると周囲の方の働き方に影響することもあるので、ひと言その状況をお知らせしておきましょう。
一方で「私ごとですが」を用いる場合は「恐縮です」という気持ちを組み入れてあげると、穏やかな文になります。
こちらの事情によって周囲の方にご迷惑をかけることもあるかもしれないので、周りの方のひがみや妬みを明るく交わすためにも、気遣いのひと言を入れておきましょう。
「私ごとですが」を使った例文
・『私ごとですが、この度結婚のため引っ越しすることになりました』
・『私ごとですが、出産のため来月から産休に入ることになりました』
「私ごとですが」の類語や言い替え
似ている言い方に「私事ですが」もあります。
メールに記していく時は、落ちついた印象の漢字に変換するといいでしょう。
言い替えに「私事で大変恐縮ですが」や「私事で申し訳ございませんが」があります。
まとめ
「私ごとですが」を解説しました。
大人っぽい敬語を学んでおくと、色々な場に行っても自分らしく振る舞えます。
敬語力を鍛えて、マイペースに働きましょう。
