欠勤のお詫びを、同僚や上司に伝えたいことがあります。
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」を見ていきましょう。
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」とは?
仕事でよく使われる「私事」は「わたくしごと」と読みます。
個人的な事情、都合をあらわす言葉です。
この場合は「ご迷惑をおかけすることになりますが」と繋げているので、私的なお休みのため周囲にお詫びする時に用いられています。
病院の通院、家族の介護、冠婚葬祭、子供の体調不良でお休みする時に用いてみましょう。
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ぎりぎりの人数で回している職場の場合、自分が欠けただけで会社の業務に大きな影響が出ることがあります。
その際何も言わずにお休みに入ると「どうして突然休んだの」とあらぬ恨みを買ってしまうことがあるかもしれません。
物は言いようというように例え先輩や上司にお詫びをしたいと思っていなくても、表面上はうまい言い方をしておく方が、相手にとっても自分にとっても丸く収まることがあります。
また休み明けの出社時に「昨日はありがとうございました」とお礼を伝えておくと好印象に。
ひと言で空気は変わるので、前後のフォローを心得ておきましょう。
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」を使った例文
・『私事でご迷惑をおかけすることになりますが、何卒よろしくお願いいたします』
・『私事でご迷惑をおかけすることになりますが、どうぞよろしくお願いします』
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」の類語や言い替え
同じような表現に「私事で恐縮ですが」もあります。
プライベートの予定で仕事を休むような場面、そして産休や育休に入る時の挨拶文にも使われています。
「私事で恐縮ですが、明日から育休に入ります。
長期間のためご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします」と使用します。
また言い替えの表現に「私事都合のため申し訳ありませんが」も挙げられます。
「私事都合」とは私的な事情を例えた言い方になります。
覚えておきましょう。
まとめ
「私事でご迷惑をおかけすることになりますが」をお伝えしました。
正しい使い方を心得て、敬語の達人を目指していきましょう。