この記事では「私自身にとっても」について解説をします。
「私自身にとっても」とは?意味
話し手自身にとっても、という意味です。
「私」は話し手を指しています。
自分のことを指す言葉で男性も女性も使います。
「自身」は自分という意味です。
「にとって」は、判断や評価の基準となるものを表します。
たとえば「学生にとって大金」という場合は、大金となる基準が学生であることを意味します。
「も」は同じような事柄が他にもある意を表します。
「私自身にとっても」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手自身のことを伝えるときに用います。
社内でセミナーを開催することで説明をします。
Aさんは社内で行うセミナーの講師を任されました。
講師をするからには、参加をする人たちにしっかりと学んで欲しいと思っています。
しっかり学んでもらうためには、Aさん自身がその事柄に関してよく理解をしている必要があります。
そこで、セミナーで教える事柄をAさん自身が再度学び直しました。
セミナーは、参加者に知識を身につけてもらうために行うものです。
セミナーに参加をした人たちは、しっかり知識を身につけてくれたようです。
知識を身につけたのは参加者だけではありません。
講師を務めるために勉強をし直したAさんも、知識を深めることができました。
これを「私自身にとっても学びとなりました」と表現できます。
同じような事柄が他にもある意を表す「も」を使っているので、何かがあったのは話し手だけでなく、他の人にも何かがありました。
先の例の場合だと、学んだのはAさんだけでなく、セミナーの参加者も学んでいます。
「私自身にとっても」を使った例文
・『私自身にとっても驚きでした』
「私自身にとっても」の返答や返信
この後に好ましい事柄を述べているなら、「よかったですね」という意を伝えるとよいでしょう。
好ましい事柄ならば、さらに詳しいことを話してくれるかもしれません。
落ち込んでいるようならば励ましの言葉をかけるとよいでしょう。
そっとしておいて欲しい人もいるので、深く尋ねない方がよいかもしれません。
まとめ
この言葉は話し手自身のことを伝えるときに用いるものです。
「も」という表現をしているので、話し手だけでなく他の人にも何かがありました。
話し手だけのことであれば「も」は使わず「私自身にとって」といいます。