この記事では、「精進して参りますので、今後とも」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「精進して参りますので、今後とも」とは?
「精進して参りますので、今後とも」は、これからも一生懸命努力するので、これからも良好な関係を続けたいと伝える丁寧な表現です。
「精進+して+参ります+ので+今後とも」で成り立っている語で、「精進」は「仏教用語で、雑念を払い修行に専念すること」から転じて「一つのことに精神を集中して励むこと」、「して」は「する」の連用形「し」+接続助詞「て」、「参ります」は「行く」の謙譲語「参る」の丁寧語、「ので」は助詞「の+で」で原因・理由を表す語、「今後とも」は「これからも」、全体で「精神を集中して励んでいくので、これからも」の敬語表現になります。
「精進して参りますので、今後とも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「精進して参りますので、今後とも」は、仕事の節目の挨拶、年賀状の挨拶文、新任の挨拶、お詫びの言葉などに使われます。
形式的な表現で、どれだけ一生懸命頑張るかの度合いははっきりしません。
言うだけではなく、頑張る姿勢を見せることが大切です。
後には形式的に「よろしくお願いする」という意の言葉が続きます。
「精進して参りますので、今後とも」を使った例文
「精進して参りますので、今後とも」を使った例文は以下の通りです。
・『よりよいサービスを提供できますよう精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます』
・『お客様にご満足いただくために精進して参りますので、今後ともお引き立て賜りたくお願い申し上げます』
・『ご指摘いただいた点を真摯に受け止め精進して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます』
「精進して参りますので、今後とも」の類語や言い替え
「精進して参りますので、今後とも」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『全力で取り組んでまいりますので、今後とも』
・『精一杯努めてまりますので、今後とも』
・『力を尽くしてまいりますので、今後とも』
まとめ
今回は「精進して参りますので、今後とも」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。