「結びになりますが」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「結びになりますが」とは?
「結びになりますが」とは、ビジネス上で使われる会話やメールなどにおいて「最後とさせていただきますが」あるいは「総括させていただきますと」などという意味合いで用いられている言い回しです。
「最後」や「結末」などという意味をもっている「結び」という語は、日本の文化としても名高い大相撲などにおける最後の取り組みを「結びの一番」などと呼称していることでも広く知られているとおり、「最終的な」ないし「終幕の」などというニュアンスで使用されている表現です。
「結びになりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「結びになりますが」とは、「最後のまとめさせていただきますが」もしくは「ここまでの内容を要約させていただきますと」などという意味合いで使われている表現です。
ビジネス上で付き合いのある関係者や担当者などへ向けて、電子メールの文末や電話の終わりなどに使われている文言で、それまで話してきた内容を考察したり、大事なポイントだけに改めて言及したい場合などに用いられている言い回しです。
「結びになりますが」を使った例文
・『これで結びになりますが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします』
・『結びになりますが、次回の打ち合わせの際には実際の商品サンプルをご覧いただきたいと存じます』
「結びになりますが」の類語や言い替え
・『最後の段階となりますが』
・『結論として申し上げますが』
・『今までの話を一旦まとめさせていただきますが』
まとめ
「結びになりますが」とは、ビジネスシーンにおいて「ここまでのまとめとさせていただきますが」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつなく使いこなしましょう。
