「結論に至りました」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「結論に至りました」とは?
「結論に至りました」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「結果を出させていただくことにいたしました」または「方向性が定まりました」などという意味合いで使われている表現です。
長期間に渡って取引や商売などを執り行ったり、複数の企業や団体などが協力し合いながら取り組んでいくような事業においては、日々発生する問題や障害などに対処していかなければなりませんが、関係者同士で話し合った際の結論について言及したかったり、進め方や指針などについて決断した場合などに使用されています。
「結論に至りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「結論に至りました」とは、「結論を導き出すことができました」あるいは「決心をすることが叶いました」などという意味合いで使われている言い回しです。
ビジネス上で大きな決断や決定などを下したり、長きに渡る話し合いが完了した場合などに用いられている文言で、その時点で一番良いと思われる解決方法に決めた旨や、苦心の末にやっとの思いでひとつのやり方に決めることができた旨などについて言及することができる表現です。
「結論に至りました」を使った例文
・『複数の関係者における熟慮の末にやっと結論に至りましたので、下記のとおりご報告させていただきます』
・『この度におきましては、前回と異なる結論に至りましたが、次回についてはまた変わるかもしれません』
「結論に至りました」の類語や言い替え
・『結果として決めさせていただきました』
・『最終的に決断いたしました』
・『全員の意見が一致いたしました』
まとめ
「結論に至りました」とは、ビジネスシーンにおいて「関係者間における異議は解消した次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。