忙しさをあらわすフレーズを知っていると、気の利いた文面がつくれます。
「繁忙期柄」の適切な表現と使い方を調べていきましょう。
「繁忙期柄」とは?
「繁忙期」とは、その会社の忙しい時期をあらわします。
業界やジャンルによっても異なりますが、一般的には年度替わりの3月や4月、そして決算期の9月や12月、年末年始などをあらわします。
飲食店や旅行業界では大型連休の期間が、繁忙期にあたります。
また「柄」は「上」などと同じような意味があります。
職業柄、仕事柄をイメージさせる言葉です。
そのため「繁忙期柄」で「お忙しい時なので」と解釈できます。
「繁忙期柄」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
忙しい時なので、体調に気を付けてくださいね、このような言葉を先方に送りたいことがあります。
また会社の朝礼でチームの士気を上げるために、がんばろうと伝えたいことも。
企業の書き入れ時をあらわす言い方が「繁忙期」にまつわる表現です。
一方でビジネスシーンで「繁忙期柄」という表現は、めったに使われることがないもの。
企業によっても繁忙期がいつに当たるか異なるので、迷った場合は「お忙しいところ」など無難な表現も取り入れていきましょう。
「繁忙期柄」を使った例文
・『繁忙期柄ですので、どうぞご自愛ください』
・『繁忙期柄なので体調に気を付けて、励みましょう』
「繁忙期柄」の類語や言い替え
似ている表現に「稼ぎ時」があります。
くだけた会話文で使う表現なので、目上の方に用いるのは軽率にあたることも。
社内で用いる言葉と、社外で使える表現は異なっているので、その線引きもしっかりしておきましょう。
言い替えに「大変お忙しい時期」や「お忙しいところ」があります。
まとめ
「繁忙期柄」にまつわる、適切な使い方を解説しました。
忙しいことを表現するフレーズを知っていると、明るく周囲の方とコミュニケーションが取れます。
言葉の力を磨いていきましょう。