日程を指定するために用いられる「翌週」。
今回はこの言葉の意味と、使い方について解説していきます。
「翌週」の意味と使い方とは
この言葉には、その次の週、という意味があります。
口語はもちろん書き言葉としても使われます。
何かの日程を決める際に用いられる言葉のため、プライベートとビジネス、両方の場では使用される言葉です。
例えば、会議の日程を決めたいとします。
しかし具体的な日にちを指定する前に、大まかにどの辺りなら可能かを確認する必要があります。
そんな時に使われるのがこの言葉です。
『全体ミーティングの翌週はいかがでしょうか』のよう使われます。
このような日程調整メールを送る際は、意図を明確にし複数の候補日を提示する必要があります。
何のために予定を空けるのかがわからないと、可能な日付を返答し辛くなってしまいます。
また候補日が1日だけの場合、何度もメールのやり取りをしなくてはならず、時間がかかってしまいます。
注意するようにしましょう。
「翌週」、『来週』の意味の違いとは
この二つの言葉は意味こそ似ているものの、若干の違いがあります。
まず「翌週」ですが、その次の週という意味があると先述しました。
この次の週というのは、現在から見た次の週という意味ではありません。
話題となっている日付の次の週、という意味なのです。
例えば来月開催される夏祭りの話をしているとします。
そこで『来月に祭りがあるから、翌週に海に行こうよ』と言われました。
この場合の「翌週」は来月に開催される祭りの次の週、という意味になります。
一方、『来週』には今週の次の週、という意味があります。
この場合は現在から見た次の週を指しています。
つまり、『来月に祭りがあるから、来週海に行こうよ』は、今日から見て次の週に海に行こう、という意味になるのです。
このように一見似ている意味ではありますが、誤って使うと正しく意図が伝わらない場合があります。
特にビジネスの場ではこのような勘違いが発生すると、後々大きな問題を引き起こす可能性もあります。
きちんと確認することも必要ですが、誤解を生まないためにも気をつけるようにしましょう。
まとめ
意味が似ている言葉でも、ニュアンスが若干違うものはいくつかあります。
正しく意図を伝えるためにも、意味を考えて使うようにしましょう。