ここでは「臨時休業いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「臨時休業いたします」とは?
「臨時休業いたします」は、本来は休業する予定ではない日、または時間帯に、何らかの事情から休みにする場合に用いられます。
ビジネスシーンより、小売店やそれに準じる何かの営業を行っているお店が使うことが多い表現で、「明日は都合により、臨時休業いたします」といったように用いられています。
予定には無かった休業という意味になり、本来その日(数日に及ぶ場合も含む)やその時間帯は営業を行っているはずなので、そのタイミングで利用予定のお客さんのために、なるべく早くこのような告知を行うのが通例です。
「臨時休業いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「臨時休業いたします」は、先のように、それを決めた時点でなるべく早くこのような告知を出すべきです。
特に朝から1日丸々休業する場合、前日にそれを告知したのでは、それを知らずに朝からお客さんが来てしまうことが考えられます。
会社ごと休むという場合にはホームページにその告知を挙げる使い方がよく見られますが、小売店などでは店頭に直接いつこの臨時休業を行うと貼り出す場合も多く、営業中に急に「大変申し訳ありませんが、本日は15時より臨時休業いたします」のように使われることもあります。
「臨時休業いたします」を使った例文
・『来週の○日は棚卸し作業のため、臨時休業いたします』
・『店舗の一部の改装を行いますので、今月の○〜△日は臨時休業いたします』
「臨時休業いたします」の類語や言い替え
・『店休となります』
「店」としているので、会社ではなく小売店向けの表現で、「○日は店休となります」といった使い方になります。
その日や指定の時間帯に休むという意味になり、毎週○曜日などと決められている「定休」とは異なり、その日やその時間帯は臨時で休業する場合に用いられるため、類語という扱いです。
まとめ
「臨時休業いたします」は、予定にない休業を行う場合に用いられる表現です。
1日だけでなく、数日に及ぶ場合にも使うことができ、午後からなどとその日の一部の時間帯だけという用い方をしてもよく、それを行うといった告知になります。
