「興奮冷めやらず」とは?
ビジネスでの対話やメールでの使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「興奮冷めやらず」とは?
このフレーズの「興奮」とは、「刺激を受けて肉体の組織や器官、あるいは神経などの活動が活発になること」「感情が高ぶること」の意です。
「冷めやらず」は、「ある興奮した状態が落ち着く前に次の出来事が起こり興奮するという、興奮が引かない状態を強調する表現です。
「興奮冷めやらぬ」という表現もありますが、これは動作が完了する「やる」と打消しの助動詞「ず」から成る「やらず」の連体形「やらぬ」への変化形で名詞を修飾する際に使用します。
よって意味的には同一です。
このフレーズの意味としては、「興奮状態がなかなか収まらず、心がどうしても落ち着かない様子」を示します。
「興奮冷めやらず」ビジネスでの対話やメールでの使用方法や、使うときの注意点
このフレーズは、上述した通り、その興奮や感動がなかなか収まらずにいる時に次の興奮が起こり、長時間この状態が継続している場面で使用します。
やや古風な印象の言葉なので使うシーンには注意が必要です。
「興奮冷めやらず」を使った例文
・『滅多に販売されていない希少品を偶然見つけて、興奮冷めやらず急いで購入した』
・『コンサートでの大物シンガーのサプライズ出演について、興奮冷めやらぬ様子で語っていた』
「興奮冷めやらず」の類語や言い替え
このフレーズの言い換えには、「興奮が」という言葉を冒頭にした、さまざまな言い回しがあります。
たとえば、「冷めきれない」「治まる間もなく」「冷めることなく」「冷めぬまま」などになります。
また、「興奮」という言葉を用いずに表現した「完全に冷めていない」「なかなか冷静になれない」といったフレーズもあります。
あと、ニュアンスは異なりますが、「興奮が冷めない」という言葉もあります。
この言葉は単にある一つの興奮状態が持続している状態を表わしています。
まとめ
このフレーズは、好きなことや楽しい出来事などに対して用いられることが一般的で、心の状態や感情の表現方法としてよく使われる言葉です。
